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最終更新日 2002-06-28
第9回文字コード標準体系専門委員会議事録

日時:2002年3月11日10:00〜13:30

場所:機械振興会館 65号室

配布資料:

9-1 議事次第
9-2 a第8回委員会議事録(案)
  b 第5回委員会議事録公開版
  c 第7回委員会議事録公開版
  d 第8回委員会議事録公開版
  e 異形字WG(2月8日)議事録
  f 異形字WG(3月8日)議事録
9-3 情報処理学会試行標準制度について
9-4 文字コード標準体系専門委員会報告書(案)

議事要約:

1. 資料確認

資料9-1に記載の配布資料のうち、9-2cおよび9-2fについては、配布が遅れるとの連絡があった。(これに伴い、議事進行の順序は資料9-1の順序とは異なるが、議事録上は、議事次第にそって記述する。)

2. 議事録等確認

2.1 前回議事録確認
第8回議事録(案)を読み上げ、議事録確認を行った。一部漢字の誤変換を訂正(仮定→過程)し、確認。なお、一部、説明者の説明とそれに関する質問、およびその質問に対する回答の関係がわかりにくいとの指摘があったが、本議事録としては、内容に誤りはないことが確認された。公開用の議事録については、発言者が明示されない形式となるため、議論の流れがわかるようになっているか再確認することとした。

2.2 公開版議事録確認(資料9-2 b、c、d)
第5回、第7回、第8回の公開版の議事録について、内容の紹介と今後の扱いについて説明があった。なお、第7回の公開版議事録については、一箇所訂正(委員提案Dの中で、「XML」→「方式」)が必要との説明があった。第5回、第7回は、前回までに確認された詳細版の議事録を公開用に再構成したものであり、内容について、公開に適したものとなっているかの確認をいただいた上で公開する。内容についてご意見があれば、メール等でお寄せいただく。また、第8回の公開版は、本日が最終回となるので、本日審議の詳細版議事録と同時に準備したものであり、本日の審議結果を反映させる。これについても、公開に不適切な内容等、ご意見があれば、ご意見をいただく。

2.3 異形字WG議事録確認(資料9-2 e、f)
前回以降、2回の異形字WGが開催されているので、その議事録が紹介された。議事の内容については、本日ご審議の報告書案に反映準備しているので、そこでの審議とする。

3. 標準化動向(資料9-3)

情報処理学会試行標準制度について、説明があった。現在、5件ほどの候補が挙がっており、そのうちの2件が、本委員会の活動に関連がある。これらの2件について、関係する委員より補足説明があった。

3.1 文字図形識別情報(WG2)
今昔文字鏡の研究成果をベースに、文字の包摂を行わないという立場で、漢字を収集。本件に関しては、完成ということはなく、一応の作業の完了後も引き続き、文字の収集活動を継続する。4月/5月頃の公開を目指している。Windowsからアクセスできるよう作成する。

3.2 符号化文字基本集合(WG5)
UCSのような大きな文字集合のなかから、日常生活に必要な漢字基本集合(約8000字)を切り出す。さらに、国際関係も考慮した異体字関係についても明確化を図る。現在、標準案承認の手続きを進めている。

4. 最終報告書(案)の検討(資料9-4)

4.1 目次、各章、付録等の構成について
報告書のエディターより報告書の構成について説明があった。報告書の構成は、前回お示しした目次案とほぼ同一。執筆量の関係で、章節のくくりを変更しており、多少、章節の前後関係を変えているところもある。報告のポイントは、2点あり、それぞれ、第3章、第4章に記述。

報告のポイントとなる内容について、説明がなされた。第3章の内容は、すでにまとめてある中間報告をベースにしてあり、多少、表現上の変更は行ったが、内容は同一。第4章は第2ステージ後半に議論したもうひとつの結論の柱であり、あらたにまとめさせていただいた。さらに第4章については、いくつかの具体的提案が含まれており、それぞれの提案について関係委員から概要について説明がなされた。

報告書の内容に関する質疑
第4章の記述に関係して「後半では、TR X 0047:2001のような方法も有力という議論もあったと思うが言及されていないのでは?」との指摘があった。これに対し、幹事団より、異形字WG(3月8日)議事録資料9-2fにあるように、本文の中で言及するということで作業をしている。ただ、このような方法は、従来から議論されていた方法であり、異形字の扱いという論点から重要度は低いと思われるので、単に言及するという程度の扱いにならざるを得ないとの説明があった。もし、これらの方法の重要性に対する認識が不十分ということであれば、その旨を各委員意見として記述していただくこととした。

「報告書の中で青天井あるいは青天井問題ということばが使われているが、この委員会の参加者には理解できても、一般の方々には理解できない言葉であり、配慮が必要」との指摘があり、一般の方々にご理解いただけるような補足説明を加筆することとした。

4.2 委員意見の公募
現在、第6章は、各委員の意見を述べていただくということで確保している。皆様のご意見をほとんどそのままの形で掲載するので、是非ご意見をお寄せいただきたい。匿名でも記名でもどちらでもよい。指定がなければ、記名として扱う。特別に修正を行うことは考えていないので、締め切りは3月29日までとする。

4.3 文献リストの追加募集
文献リストについて、第一ステージの文献リストとの関係が議論となったが、第一ステージのリストを含めた文字コード関連の全体リストになるよう追加を行うこととし、リストに加えるべき情報をお持ちの方から、メールにて情報提供いただくこととした。

このリストの情報の提供元より、本リストの備考欄の記述には、一部不穏当な表現もあるので、削除したいとの申し出があったが、有用な情報も含まれていることから、記述内容を再確認の上、備考欄に提供元を付記して、報告書に含めることとした。

また、著者の名前の誤記(小幡俊行:敏行が正しい)、雑誌名・シリーズ名の誤記(原典購読セミナー:講読が正しい)の指摘があった。

4.4 委員名簿の確認
付録6の委員名簿については、各自その記載内容について確認いただき訂正を行う。

4.5 用語について
付録3の用語については、第二ステージでは特段の議論をしていないことから、第一ステージで用意したものから、この報告書を読むにあたって役立ちそうなものを抜書きしたとの説明があった。これに対し、「付3.1でscriptについて、厳密な定義を定めずに使うと規定しながら、付3.2では、用字(script)として定義を与えるという矛盾がある」との指摘があった。これに対しては、付3.2での定義の主眼は、「用字」という用語であり、「script」ではないことから、用字にあとの(script)を削除することとした。

4.6 編集上のチェック
今後、委員意見等、最終報告に含めるべき原稿については、準備委員会で編集し、委員の皆様にはメールにてご確認いただく。各委員には、電子的手段で最終確認をお願いする。今年度中の完成、Web公開を目指すので、現在の版に対するコメント締め切りは3月22日とするが、この日以降でも、気がついた点があれば、ご指摘願う。

5. 今後の予定

本委員会は、本日が最終回。文字コードの関係では、SC2関連の会議として、IRGマカオ会議(5月)、WG2ダブリン会議(5月)、IRGハノイ会議を経て、本年10月にはSC2総会およびWG2会議が東京で開催されることが紹介された。

6. 閉会

ご協力いただいた各委員への感謝の言葉とともに、本委員会の閉会が宣言された。あわせて、今後、同様のご協力をお願いする可能性についても言及された。

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