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1. 開催場所: オスロ(ノルウェー)
2. 開催期間:2007-03-22,24
3. 参加国数/出席者数: 11カ国/37名
議長(Jim Mason,米),セクレタリ (Ken Holman,カナダ),日(6:内藤求[シナジー・インキュベート],村田真[国際大学],Frederic Andres[国立情報学研究所],瀬戸川教彦[日立システムアンドサービス],小林秀司[経済産業省], 小町祐史[大阪工大]),米(6),ノルウェー(6),英(4),独(4),蘭(2),韓(2),加(1),豪(1),仏(1),伊(1),リエゾン(1 [Ecma])
4. 特記事項
4.1 総会とWG会議との同時開催
Idealliance主催のXMLコンファレンスとは独立して開催することが定着し,ノルウェー標準局(Standards Norway)の招聘によりオスロでSC 34総会とWG会議とが同時開催された.会議室は情報サービスプロバイダのBouvetによって提供された.初日の3月22日(木)の午前にOpening Plenaryが開催され,同日午後から各WGでの議論が行われた.3月24日(土)にClosing Plenaryを行い,総会を終了した.
総会の直前の3月21日および22日には,Norwegian Computer SocietyとOASISとが主催するInternational Topic Maps Users Conferenceがオスロで開催され,多くのSC 34関係者が参加した.
4.2 総会での主な報告と議論
- 議長
総会の開始に際して議長のJ. Masonから“長年,国際標準化の活動に関わってきたが,今期で議長を辞任する”との意向が示された.Closing PlenaryではSC 34の決定事項(SC34 N839)に,SC 34議長のステータスに関する次の決定を含めた.“議長の3年間の現在の任期は,2008年に終了する.そこでSC 34は,少なくても2007年末までJ. Masonを現議長として受理する.”
- セクレタリアート
総会に先立って,カナダからセクレタリアートの辞意がJTC 1文書で発表され,それに応えて日本からセクレタリアートを引き受ける用意があることが公表されて,既にデフォルト投票が開始されていた.そこでOpening Plenaryで,K. Holmanから“日本の対応を歓迎する”とのコメントがあった.彼は“デフォルト投票で日本がセクレタリアートとして承認されたら,直ちに引継ぎの手続きを開始したい”との意向を示し,さらに“次の議長は新セクレタリアートが指名することになり,セクレタリアートが変われば,SC 34としての運営も変わるはずである”と述べた.
- リエゾン
ISO/IEC 10036登録機関の上村の代理として小町が,ISO/IEC 10036登録内容の更新に関するSC34N834の内容を報告した.Ecmaは総会開催前にSC34N830をリエゾン報告として配布し,新たにEcmaのリエゾン代表として指名されたR. Jaeschkeが“DIS 29500の30日レビューを終了し,コメントへの回答を提出した”ことを報告した.
J. Masonから,XML GuildがカテゴリAリエゾンを求めている(SC34N854)ことが報告され,SC 34としてそれを受理して,JTC 1に報告することにした.JTC1/SWG Directivesへの参加については,K. SimonsenとP. DurusauとをSC 34からのリエゾン代表に指名した.
非公式なリエゾン報告として,村田がOASISのRELAX-NG TCの活動を報告し,2月にISO中央事務局の新ビルを訪問した小町が“中央事務局スタッフからTR 9573-11/Amd.1の作業の加速化を求められた”ことを報告した.
- 次回の総会
2007年秋のSC 34総会の開催地候補として,Leipzig, Bostonおよび京都が提案された.各参加者の希望を調べたところ,圧倒的多数が京都を希望したため,日本としてその提案を持ち帰り,対応を検討することにした.
- WG 1コンビーナの辞意
M. Bryanが,これまで務めてきたWG 1コンビーナに関する辞意を表明した.後任については,WG 1メンバとK. Holmanとが検討することになった.
- WG勧告の承認
Closing Plenaryにおいて,WG 1,WG 2およびWG 3の勧告(それぞれSC34N836,N837およびN838)をレビューし,承認した.WG勧告に示された主要な決定事項を以降に示す.
4.3 文書スキーマ定義言語
- ISO/IEC 19757-1 (DSDL - 概要)
エディタのM. Bryanは,会議中に提案された変更を組入れて,FCD投票のための改訂テキスト(2nd FCD)を用意する.その改訂テキストをWG 1メンバで電子レビューした後,NBによる投票のためにSC 34に提出する.
- ISO/IEC 19757-2 (DSDL - 正規文法に基づく妥当性検証(RELAX NG))の技術訂正(TC)
日本から提出された誤り報告に応えて,エディタの村田がNBへの配布のために対応記録とTC案とを用意する.
- ISO/IEC 19757-4 (DSDL - 名前空間に基づく検証委譲言語(NVDL))の技術訂正(TC)
日本から提出された誤り報告に応えて,エディタの村田がNBへの配布のために対応記録とTC案とを用意する.
- ISO/IEC 19757-5 (DSDL - データ型)
A. Brownは,会議中に提案された課題に基づいてパート5のFCDテキストを用意し,それをNBによる投票のためにSC34に提出する.
- ISO/IEC 19757-7 (DSDL - 文字レパートリについての検証)
2007年2月に終了した投票の結果,2nd CDがパスしたことを受けて,エディタの村田は,SC34N851のコメント対処における承認済み変更を組込んで,パート7のFCDテキストを用意する.それをWG 1メンバで電子レビューした後,NBによる投票のためにSC 34に提出する.
SC34N848に示されるリエゾンステートメントをSC 2に提出して,彼らにFCDテキストをレビューしてもらうことを,WG 1は勧告する.
- ISO/IEC 19757-8 (DSDL - 文書スキーマ再命名言語)
FCD投票がパスしたことを受けて,エディタのM. Bryanは,SC34N852のコメント対処における承認済み変更を組込んで,パート8のFDISテキストを用意する.それをWG 1メンバで電子レビューした後,NBによる投票のためにJTC 1セクレタリアートに提出することを,WG 1は勧告する.
- ISO/IEC 19757-9 (DSDL - データ型および名前空間を認識するDTD)
CD投票がパスしたことを受けて,エディタは,SC34N853のコメント対処における承認済み変更を組込んで,FCDテキストを用意する.WG 1メンバによるFCDの電子レビューの後,その改訂テキストをNBによる投票のためにSC 34に提出する.
- ISO/IEC TR 19757-10 (DSDL - 検証管理)
WG 1は,W3C XML Processing Model (XProc)作業グループのメンバであるM. Zergaouiをパート10のエディタとして指名し,今年の後半にW3CのCR(candidate recommendation)を完了した後,PDTRテキストを用意してXProcの規定がどのようにDSDLの検証管理に用いられるかを示すことを彼に要求する.
- ISO/IEC 19757-6 (DSDL - パスに基づく一貫性制約)
M. Zergaouiは,XMLのストリーミングに関して最近提案されたW3C活動の関係者にコンタクトして,彼らがその標準化作業をDSDLのパート6として提出するかどうかを確認する.それが受け入れられることを期待して,パート6の標題を"ストリームに基づく一貫性制約(Stream-based Integrity Constraints)"に修正することをWG 1は提案する.
4.4 規格文書交換のための構造記述およびスタイル指定(ISO/IEC 9573-11)のAmd.1
WG 1は,ISO/IEC TR 9573-11のエディタの小町が,ISO中央事務局が提案する修正を組み入れてPDAM案を用意したことに感謝する.WG 1メンバによるPDAM案の電子レビューの後,その改訂テキストをNBによる投票のためにSC 34に提出することを,WG 1は勧告する.
4.5 オフィス応用のための開放形文書フォーマット(ISO/IEC 26300)の技術訂正(TC)
日本がこの規格の翻訳に際して見つけた問題に応えて,ISO/IEC 26300のエディタであるP. Durusauは,対応記録と技術訂正とを用意する.WG 1は,SC34N847に示されるリエゾンステートメントをOASISに送付する.
4.6 フォント情報交換
- ISO/IEC 9541-2 (フォント情報交換 - 交換フォーマット)の修正(Amd.2)
WG 2は, SC34N274をISO/IEC 9541-2/Amd.2のPDAMテキストとして受理し,それをPDAM処理のためにSC 34セクレタリに送付する.
- ISO/IEC 9541-1 (フォント情報交換 - 体系)の修正(Amd.4)
WG 2は, SC34N275をISO/IEC 9541-1/Amd.4のPDAMテキストとして受理し,それをPDAM処理のためにSC 34セクレタリに送付する.
4.7 文書レンダリングシステムを規定する最小要件(ISO/IEC 24754)
WG 2は, FCD投票が完了した後,FCD 24754の投票対処とFDISテキストとを作成することを,プロジェクトエディタに指示する.
備考: 以前のエディタ会議で課題となっていたAnnexについて議論を行い(エディタの上村は電話で参加),Example of value descriptionに関するInformative Annexを用意することを確認した.ただし本件は,FCD投票中であることを考慮して,WG 2勧告には含めないことにした.
4.8 トピックマップおよび関連規格
- ISO/IEC 13250-1 (TM - 概要及び基本概念)の共同エディタ
ISO/IEC 13250-1の共同エディタとして,内藤求およびSteve Pepperに加えて,P. Durusauを指名する.
- ISO/IEC TR 29111 (TMを用いたDublin Coreメタデータ表現)の共同エディタ
ISO/IEC 29111の共同エディタとして,Sam Gyun OhおよびSteve Pepperに加えて,P. Durusauを指名する.
- 各プロジェクトの作業計画
次の作業計画に従って原案提出を行うことをエディタに指示する.

5. 今後の会議予定
2007-11-10/13 京都
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