2019年度人工知能学会全国大会(第 33 回)「人工知能国際標準化への誘い」のお知らせ

人工知能国際標準化への誘い ~ ISO/IEC JTC 1/SC 42 "Artificial Intelligence" の取り組み ~

この度、2019年度人工知能学会全国大会(第 33 回)にて、「人工知能国際標準化への誘い ~ ISO/IEC JTC 1/SC 42 "Artificial Intelligence" の取り組み ~」の企画セッションを開催いたします。

主催:一般社団法人 人工知能学会/共催:一般社団法人 情報処理学会

日時: 6月6日 (木) 13:50 ~ 15:30

会場: 朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンター O会場
(新潟県新潟市中央区万代島6番1号)

詳細内容:

ISO/IEC JTC 1/SC 42 の 第三回総会(Plenary meeting) 及びWG・SG会合が4月8日(月)~12日(金),アイルランドのダブリンにおいて開催された.本会議へは,情報処理学会情報規格調査会SC 42専門委員会のメンバーが日本代表として,2018年4月に開催された第一回総会から継続的に参加している.

このセッションの目的は,この活動へのより多くの専門家,企業の参加の呼びかけである.

JTC 1 の目的は,情報技術,情報通信技術の国際標準を開発,維持,促進することにあり,SC 42の役割は,「人工知能領域の標準化」にある.具体的には,二つの活動があり,第一番がJTC 1 の標準化プログラムの活動の中心として人工知能に関わる標準化提案を行うこと,第二番が人工知能の応用規格を開発するJTC 1,IEC,ISOへ,ガイダンスを提供することとなっている.

一般に,「標準化」には,デファクト,フォーラム,デジュア,などの分類があり,デジュアと呼ばれる標準化は,関係する分野の専門家の知見を得つつ,国を単位として意思決定(投票)が行われる.このため,各メンバーがそれぞれの国で検討を深めるための時間が確保されており,ISOにおいては新しい提案(NP)が国際標準(IS)に到達するまでの手順も,NP, WD, CD, DIS, FDIS, IS と厳密に定められており,最短でも2年の時間を要する.
本企画では,次の検討を予定している:

  • 変化の激しい人工知能分野に,最短でも2年は必要となる標準化活動の対象としてふさわしい,どのような意味のあるテーマがあるのか?
  • 人工知能分野の標準化はどのようなビジネスへ繋がって行く可能性があるのか?
  • 各国は,どのような思い,狙いで,この活動に参加しているのだろうか?
  • 参加することで得るものは何なのか?

本企画での登壇者は,AI分野のみならず,デファクト,デジュア,など多方面の国際的な活動経験者から構成されている.パネル討論形式で,最初に可能な範囲で活動内容の紹介を行い,続いて会場からも前述のような根本的な質問を皮切りに,新たな可能性について議論を行う.

なお,登壇予定者と第三回会議での担当活動は下記の通りであった

  • 杉村 領一(国立研究法人産業技術総合研究所)国内委員長:総会,WG 1,AHC
  • 江川 尚志(日本電気株式会社)国内幹事・WG 3国内主査:WG 3
  • 坂本 静生(日本電気株式会社)WG 5国内主査:WG 5
  • 丸山 文宏(株式会社富士通研究所)国内幹事・WG 4国際コンビナ:WG 4
  • 鄭 育昌(株式会社富士通研究所)ISO/IEC TR 24030エディタ:WG 4
  • 細川 宣啓(日本アイ・ビー・エム株式会社)WG 4国際セクレタリ:WG 4
  • 伊藤 雅樹 (株式会社日立製作所)WG 2委員:WG 2

WG 1: Foundational Standard
WG 2: Big Data
WG 3: Trustworthiness
WG 4: Use cases and applications
WG 5: Computational approaches and computational characteristics of artificial intelligence systems

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