2014年度 標準化功績賞・貢献賞

本学会情報規格調査会規程により,2014年度は2014年5月19日に開催された第29回規格総会で,受賞者に表彰状が授与されました。

標準化功績賞
石崎 俊 氏
(慶応義塾大学)
石崎氏は,1995年から2010年までの長きにわたり情報規格調査会副委員長および委員長を努められ本会の運営に尽力されるとともにJTC1総会への日本代表団長として情報技術の国際標準化活動に多大な貢献をされました。 2008年に日本で開催したJTC1奈良総会では会議開催国のリーダーとして重責を担われました さらにはSC2専門委員会 学会試行標準専門委員会 表彰委員会などの多数の委員会に参加し標準化活動の推進に貢献されました。
守谷 健弘 氏
(日本電信電話株式会社)
守谷氏は,1995年から現在までの長きにわたりSC29/WG11オーディオ小委員会の委員および幹事として委員会活動に尽力されました さらには2008年から2011年まではSC29専門委員会の委員長として国内意見の取りまとめと国際規格への反映に多大な貢献をされました 。国際の場でも超高精細度テレビジョン放送の高品質音声サービス用途に選定されたロスレス符号化(MPEG-4ALS)などの規格策定に主導的役割をされ 標準化フォーラムでの講演や国内論文誌への寄稿などにより その広報活動にも尽力されました。
竜田 敏男 氏
(情報セキリュリティ大学院大学)
竜田氏は,1995年から現在までの19年の長きにわたり情報規格調査会 技術委員会 SC27専門委員会 ディレクティブズSWG小委員会等の委員 幹事を歴任され国内委員会のまとめと国際対応に多大な貢献をされました 。国際の場でもSC27のISO/IEC9798-2やISO/IEC11770-1のプロジェクトエディタ並びに用語やマネージメントのStanding Documentのエディタを担当し2010年からはSC27/WG2の副コンビーナとして国際規格の開発およびその品質向上に大きな功績を残されました。
標準化貢献賞
小川 茂孝 氏
(有限会社アイシーティーリンク)
小川氏は,2003年よりSC29/WG1小委員会の委員を務められJPEG2000及びJPEG XRさらにJPEG XTの国際規格策定並びに国内意見の反映に尽力されました またISO/IEC TR29199-1及びISO/IEC29199-2修正票1のプロジェクトコエディタも務められ実際に方式を実装した結果に基づく各種評価データを国際委員会に提供し高い評価を受けるなど国際標準化に多大な貢献をされました。
北野 敏明 氏
(新日鉄住金ソリューションズ株式会社)
北野氏は,2003年よりSC7/WG10小委員会に委員として参加され標準化活動に尽力されてきました 特にISO/IEC 15504(プロセスアセスメント)については自社のみならず独立行政法人 情報処理推進機構を通して多くの企業での普及・推進に尽力されました さらにはその経験に基づきに後継規格であるISO/IEC 33000シリーズの審議に積極的に関与され実際の運用を考慮したコメントを数多く提起し同シリーズの開発へ多大な貢献をされました。
野村 茂豊 氏
(株式会社 日立製作所)
野村氏は,2005年よりアクセシビリティSWG小委員会の幹事を 2013年からはSC35/WG6小委員会の幹事も務められ国内委員会のまとめに尽力されました さらには2007年よりISO/IEC29136(パーソナルコンピュータハードウェアのアクセシビリティ)のプロジェクトエディタを担当し情報アクセシビリティに関する国際標準の制定に貢献されてきました またJTC1における標準化活動成果を米国508条の改定作業WGへの参加などで活かしJTC1以外での情報アクセシビリティに関する標準化活動にも積極的に取り組まれました。
半谷 精一郎 氏
(東京理科大学)
半谷氏は,2003年からSC37/WG3委員会の委員としてバイオメトリックデータ交換フォーマットに関する国際標準化に尽力されてきました 特にISO/IEC19794-7(署名時系列データ交換フォーマット)およびISO/IEC19794-11(署名特徴量データ交換フォーマット)の開発において漢字などアジア圏で使用される文字にも適切に対応できるデータ形式を提案し導入するなどの多大な貢献をされました。

平田 謙次 氏

平田氏は,2000年からSC36専門委員会に参加され 特に教育の質保証および学習者のスキル・能力の体系的な記述方法に関して多くの規格のプロジェクトエディタとして活動してこられました 教育の質保証に関してはISO/IEC19796-3の国際規格制定を中心となって推進されました 学習者のスキル・能力の記述に関しては現在 国際規格制定中のISO/IEC20006シリーズを日本から提案し国際委員会を主導してプロジェクトの立ち上げを進められました。
松尾 真一郎 氏
(独立行政法人 情報通信研究機構)
松尾氏は,2004年よりSC27/WG2小委員会の委員および主査として 2007年からはSC27/WG3小委員会の委員として情報セキュリティ技術の標準化活動に尽力されてきました さらにはISO/IEC20009-2(匿名エンティティ認証-第2部:グループ公開鍵を用いた署名に基づく方式)並びにISO/IEC29128(暗号プロトコル評価)のプロジェクトコエディタとして国際規格制定に多大な貢献をされました。
村上 隆史 氏
(パナソニック株式会社)
村上氏は,SC25/WG1小委員会の委員としてホームネットワークに関連する規格の国際審議に参加され我が国からセキュア通信プロトコルの提案を行うなどの尽力をされました 特にHEMS(住宅エネルギー管理システム)の中核をなすエコーネットライト規格を日本より提案しプロジェクトエディタとして国際審議をリードし大きく貢献されました。

山本 知 氏
(株式会社 日立製作所)
山本氏は,SC2専門委員会の幹事としてISO/IEC10646(国際符号化文字集合)の規格に日本の市場要求を反映するため多大な貢献をされました 特に経済産業省の電子政府プロジェクトをうけて追加が必要となった人名・地名の文字を登録するための日本提案の作成および国際での取りまとめにおいて主導的な役割をはたされました。
渡邊 創 氏
(独立行政法人産業技術総合研究所)
渡邊氏は,2004年からSC27/WG2小委員会に参加され公開鍵暗号技術の標準化に積極的に携わりプロジェクトエディタとしてISO/IEC13888-3(否認防止-第3部:非対称暗号技術を用いる機構)の改訂版の発行を主導されました さらに2012年からはSC27専門委員会の委員長として国内でのセキュリティ技術標準化の意見集約及び調整を行い日本代表としてSC27の国際会議に参加し日本製のアルゴリズムをISO/IEC29192(軽量暗号)やISO/IEC20008(匿名ディジタル署名)などに入れ込むことに貢献されました。
吉岡 稔弘 氏 吉岡氏は,1996年のSC31専門委員会の設立当初より現在まで中心的に委員会を牽引されるとともに国際会議にも積極的に参加され日本提案の規格化推進に多大な貢献をされてきました。国際的の場でも1998年からJTC1/SC31/WG4/SG5のコンビーナを さらに2005年からはJTC1/SC31/WG2のコンビーナも務められ 日本のプレゼンス向上に多大な貢献をされてきました。

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