2016年度 標準化功績賞・顕功賞・貢献賞

本学会情報規格調査会規程により,2016年度は2016年5月23日に開催された第31回規格総会で,受賞者に表彰状が授与されました。

標準化功績賞
鈴木 輝彦 氏
(ソニー株式会社)
鈴木氏は,1995年から現在までの長きにわたり,SC 29/WG 11 国際会合へ継続的に参加され動画像符号化に関連する数多くの案件のエディタを担当し,標準化と
その普及活動に尽力されました。2004年1月からSC 29/WG 11ビデオ小委員会の委員,2006年1月から同幹事補佐,2009年3月からは同主査を務められ,国内意見の取りまとめと国際規格への反映に多大な貢献をされました。

三上 喜貴 氏
(長岡技術科学大学)

三上氏は,2000年から現在までの長きにわたり,SC 2専門委員会やISO 2375登録委員会をはじめとする符号化文字集合の委員会に参加し,その国際標準化に多大な貢献をされました。 2010年からはJTC 1/SC 2国際議長を2期6年務められ,委員会の運営およびJTC 1総会対応の重責を担われました 特に少数民族の言語や歴史的文字の標準化を含めた多言語・多文化環境を実現させるIT技術の基盤としてのSC 2の活動の重要性について理解を仰ぎました。
山下 経 氏
(株式会社 日立製作所)
山下氏は,1998年から現在までの長きにわたり,SC 23専門委員会をはじめとする多くの委員会に参加され,2006年から2011年まではSC 23専門委員会委員長として国内委員会のまとめと国際対応に多大な貢献をされました。2011年から現在までは,JTC 1/SC 23国際議長として委員会運営及び国際規格開発に貢献されました。特にiVDR規格(ISO/IEC 29171)及び光ディスクの期待寿命推定試験規格(ISO/IEC 16963)においては コンビーナとして開発を主導されました。
標準化顕功賞
銀林 純 氏 銀林氏は,1995年から2015年まで20年にわたり,SC 7/WG 19小委員会の委員および幹事として,ITシステムの仕様化技術に関する国際標準化の提案活動や審議に尽力されてきました。ソフトウェアツールのデータ交換規約(ISO/IEC 15476)では,プロジェクトエディタを努め,国際の場において意見の集約と調整を主導し,国際標準規格の制定に主導的な役割を果し多大な貢献をされました。
村上 篤道 氏 村上氏は,1986年から2015年に渡り,映像符号化伝送技術の開発と国際標準化 実用化に多大な貢献をされました。特に,JTC 1/SC 29/WG 11MPEG国際会合に1988年から2014年まで参加され,技術提案や要求条件の議論によって標準化推進に寄与されました その成果はメディアに情報技術の恩恵をもたらしました 国内ではVideo小委員会の前身から参加され,情報処理学会理事,規格役員,技術委員会委員としても貢献されました。
標準化貢献賞
赤平 信夫 氏 赤平氏は,SC 23専門委員会に参加され,BD-Rewritable Diskの規格(ISO/IEC 30192)のプロジェクトエディタとして,記録形BDディスクの国際標準化に貢献されました。また,光ディスクの期待寿命推定試験規格(ISO/IEC 16963)及びデータ移行方法の規格(ISO/IEC 29121)の共同プロジェクトエディタとして,光ディスクの国際規格開発を推進されると共に国内意見の反映に尽力され,規格の品質向上に多大な貢献をされました。
岡部 雅夫 氏
(東北工業大学)
岡部氏は,1988年からSC 21/WG 3 CSMF小委員会に参加され,1998年から現在まではSC 32/WG 2小委員会委員として,メタモデルフレームの規格群(ISO/IEC
19763)の標準化活動に尽力されてきました。特に,オントロジー登録のためのメタモデル規格(ISO/IEC 19763-3)の開発及びその規格の拡張開発,さらにはメタモデルフレームの規格群が依拠するコアモデルの規格(ISO/IEC 19763-10)の開発においては,プロジェクトエディタとして多大な貢献を果されました。

高井 弘光 氏
(一般財団法人 流通システム開発センター)

高井氏は,SC 31専門委員会の設立当初より現在まで,中心的に委員会を牽引されるとともに,WG 1主査を担当され,国内での意見取りまとめ及び規格化審議に多大な貢献をされました。また,日本提案の二次元コードであるISO/IEC 18004(QRコード)及び携帯機器組込み,ORMリーダのガイドライン規格(ISO/IEC 16480)のプロジェクトエディタとして規格成立に多大な貢献をされました。

中島 毅 氏
(芝浦工業大学)

中島氏は,SC 7/WG 6小委員会の委員として標準化活動に貢献し,ISO/IEC TR 12182(システム及びソフトウェアの分類)のプロジェクトエディタとして国内外の意見をまとめ制定に尽力されました。また,ISO/IEC 25030(SQuaRE 品質要求)の改訂準備作業でも主エディタ予定者として活躍され,さらにISO/IEC 25011,ISO/IEC 25023などにも実務経験に基づくコメントを提示し,過去3年間全ての国際会議にも参加して日本の意見の反映に尽力されました。
成井 良久 氏
(日本マイクロソフト株式会社)
成井氏は,技術委員会,ディレクティブズSWG小委員会,マネジメントSWG小委員会,SC 38専門委員会などの委員を務め,当会の活動に多大な貢献をされました。JTC 1総会やSWGの国際会議では,各国の代表者と良好な関係を保ち,日本の意見が尊重されるよう尽力されました。さらに,規格役員として情報規格調査会の運営の改善,標準化活動の活性化を図るため,規程・実施細則の改訂に積極的に取り組み,早期の施行実現に貢献されました。

原田 登 氏
(日本電信電話株式会社)

原田氏は,SC 29/WG 11/SYSTEMS小委員会に委員として参加し,標準化活動に貢献されてきました。国際会議においても積極的に技術提案を行い,MPEG-4 AudioやMPEG-A関連の規格(ISO/IEC 14496-3/-5/-12/-26 ISO/IEC 23000-6/-15)の制定では,アドホックグループチェアやプロジェクトエディタを担当する等,多大な貢献をされました。

村田 真 氏
(国際大学)

村田氏は,SC 34専門委員会の委員および幹事として,国内意見の取りまとめと国際規格への反映に多大な貢献をされました。国際においては,SC 34/WG 1のコンビーナを務めると共にプロジェクトエディタとして文書スキーマ定義言語を開発されました。さらに,SC 34/WG 4のコンビーナとして,オフィス開放形XMLファイルフォーマット(ISO/IEC 29500)の改訂作業に尽力されました。また 開放形文書フォーマット(ISO/IEC 26300)のメンテナンスにも積極的に参加されました。
薮田 和夫 氏 薮田氏は,SC 7/WG 4小委員会の主査として,ソフトウェアツールと環境に関する国内意見の集約と調整に主導的な役割を果たされました。2013年にはツールの評価と選定に関する国際スタディグループの議長を務め,2014年にはWG 4会議を日本に招聘するなど,国際の場でも意見の集約と調整に主導的な役割を果されました。また,ISO/IEC 30130,ISO/IEC 26557,8,9のコエディタおよびISO/IEC 20741のプロジェクトエディタを務め,標準化に多大な貢献をされました。
山田 悦久 氏
(三菱電機株式会社)
山田氏は,2011年から2015年までSC 29/WG 11/Video小委員会幹事として委員会運営や規格承認投票の取りまとめに尽力されました。MPEG-4 VisualやMPEG-4 AVCなどのビデオ符号化標準化に対する技術提案活動や,ISO/IEC 23001-4 および ISO/IEC 23002-4の規格化における共同議長とプロジェクトエディタを担当することにより,これらの規格の成立に貢献されました。
横川 文彦 氏
(パイオニア株式会社)
横川氏は,SC 23専門委員会に参加されBD-Recordable Disk 規格(ISO/IEC 30190)のプロジェクトエディタを務められ,記録形BDディスクの国際標準化に貢献されました。また,光ディスクの期待寿命推定試験規格(ISO/IEC 16963)では,エラー訂正方式や統計手法の解析 及び寿命推定計算ソフトウェアを開発されるなど, 規格開発に大きく貢献されました。データ移行方法の規格(ISO/IEC 29121)開発においても,技術的検証や原案作成に積極的に貢献されました。

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