1997年度 標準化功績賞・貢献賞

1997年度の標準化功績賞および標準化貢献賞の授賞式は1997年7月14日に開催された第12回規格総会で行われました。

標準化功績賞

日本板硝子株式会社 三橋 慶喜 氏

三橋 慶喜氏は,1984年に発足したISO/TC97/SC23の設立に際して中心的メンバーとして尽力されました. またSC23国際議長およびSC23専門委員会委員長として長年にわたり光ディスク標準化の推進にあたられました. この間3件の130mm光ディスクと3件の90mm光ディスクの日本提案を国際規格にされました これらの業績は,当調査会ひいては我が国の情報技術標準化の進展に寄与するところが大でありました.

東京大学 安田 浩 氏

安田 浩氏は,1986年から現在に至る11年間の長きにわたりISO/IEC JTC1/SC2/WG8コンビーナおよびSC29国際議長としてマルチメディア技術の中核となるJPEG MPEG-1 MPEG-2等の国際規格をまとめられました. これらの業績は1996年10月に標準化機関として初のエミー賞受賞に結びつくなど情報技術分野の標準化に大きな功績がありました. これらの業績は,当調査会ひいては我が国の情報技術標準化の進展に寄与するところが大でありました.

標準化貢献賞

東北大学 伊藤 貴康 氏

伊藤 貴康氏は,プログラミング言語の国際標準としては初めて日本提案をもとに作成されたISLISPの国際規格作成に指導的役割を果たされました. また専門委員会関係では1987年SC22/LISP WG発足以来長年にわたり主査として核言語KLを設計することを提案し設計方針を定めて言語設計とその改訂の指導に尽力されました.

日本電信電話株式会社 川口 博司 氏

川口 博司氏は,1991年から現在に至る6年間の長きにわたり私設統合サービス網関連の国際プロジェクトエディタとして貢献されました. また専門委員会関係ではSC6/WG6幹事およびSC6/WG6/ナローバンドSG委員として長年にわたり活躍されました.

株式会社 日立製作所 小池 建夫 氏

小池 建夫氏は,ISO/IEC10646-1 UCSのUnified CJK Ideographsおよび拡張集合の作成基準のエディタを担当され大いに国際の場で活躍されました. また専門委員会関係では漢字標準化専門委員会幹事引続きSC2/漢字WG幹事およびSC2委員等として主導的役割を果たして来られました.

日本電気株式会社 込山 俊博 氏

込山 俊博氏は,1992年から現在に至る5年間にわたりISO/IEC JTC1/SC7/WG6のセクレタリを担当され大いに国際の場で活躍してこられました. また専門委員会関係ではSC7/WG6幹事およびSC7/WG10委員を務められソフトウェア品質評価関連の規格を日本から提案することに尽力されただけでなくこれらの規格の日本工業規格化にも大きく貢献されました.

日本ヒューレット・パッカード株式会社 佐藤 敬幸 氏

佐藤 敬幸氏は,1994年から現在に至る3年間にわたりISO/IEC JTC1/SC22/WG20のTR11017国際化フレームワークのテクニカルエディタとしてその任務を立派に務められました. また専門委員会関係では国際化専門委員会委員長 引続きSC22/国際化小委員会主査とSC2およびSC2/漢字WG委員等として主導的役割を果たしてこられました.

富士通株式会社 多羅尾 悌三 氏

多羅尾 悌三氏は,1972年から1994年までの22年間の長きにわたり磁気記録媒体の標準化の活動に参加され主として磁気テープの国際標準化に大いに貢献されました. また専門委員会関係では長年にわたりSC11委員およびSC11/MT-WG主査として活躍されました.

社団法人 情報処理学会 情報規格調査会 広瀬 なるみ 氏

広瀬 なるみ氏は,1991年から現在に至る6年間の長きにわたりISO/IEC JTC1/SC18/WG4およびSC29のセクレタリとしてマルチメディア技術の中核となるJPEG MPEG-1 MPEG-2等の国際規格のとりまとめに貢献されました. これらの業績は1996年10月に標準化機関として初のエミー賞受賞に結びつくなど情報技術分野の標準化に大きな貢献がありました. またJTC1およびSC29の電子化を推進されました.

筑波大学 穂鷹 良介 氏

穂鷹 良介氏は,1994年から現在に至る3年間にわたり概念スキーマモデル機能に関する国際プロジェクトエディタとして活躍されデータベース関連の標準化における日本の国際的役割を高められました. また専門委員会関係では1985年SC21設立当初よりSC21委員およびSC21/WG3主査として委員会のまとめ国際対応に貢献されました.

株式会社 日立マイクロソフトウェアシステムズ 宮本 和靖 氏

宮本 和靖氏は,1986年から現在に至る11年間の長きにわたりSC7専門委員会ならびにSC7/WG11小委員会委員としてプログラムの図形表現の標準化を推進されました. 特に状態遷移図の国際規格の制定に日本の意見を反映させる等ソフトウェアエンジニアリング全般にわたって国際規格の審議制定に大いに貢献されました.

日本アイ・ビー・エム株式会社 三和 邦彦 氏

三和 邦彦氏は,1994年から現在に至る3年間にわたり90mm光磁気ディスクの容量640MB第3世代媒体の国際規格ISO/IEC15041のエディタを担当され大いに国際の場で活躍されました. また専門委員会関係ではSC23 SC23/WG2およびSC23/WG6の委員として活躍されました.

日本ユニシス株式会社 若鳥 陸夫 氏

若鳥 陸夫氏は,1981年SC18専門委員会設立当初より現在に至る16年間の長きにわたり同委員会委員として開放型文書体系の国際標準化に多大の尽力をしてこられました. また日本語機能に関する調査研究委員会において各種の規格間にまたがる日本語機能の統一的な取り扱いに関する多数の有効な提案をされ活躍されました.

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